エンバーフォックス
下生えに最初に口づけた火花から生まれた。その尾は永遠に燃え続けるが、あとには温もりしか残らない。
フィールドノート: 古い林の近くで夕暮れに目撃。命と炎の境が薄い場所に引き寄せられる。

野を歩こう。アルカナムの幻獣たちは、それぞれの場所 — 森、山、水辺 — に、正しい時刻に現れる。指で空中に契約のルーンを描こう。辛抱強く耳を傾け、清く詠唱すれば、彼らはあなたの側を歩むことを選ぶかもしれない。
下生えに最初に口づけた火花から生まれた。その尾は永遠に燃え続けるが、あとには温もりしか残らない。
フィールドノート: 古い林の近くで夕暮れに目撃。命と炎の境が薄い場所に引き寄せられる。
石と炎の交わる場所で狩る。その爪は宙に燠を残す。視線から逃れる者は少なく、語り継げる者はさらに少ない。
フィールドノート: 火山岩の崖近くで足跡を発見。敬意をもって近づくか — 近づかないこと。
歩むたびに地面を揺らす、頑強な大地の牙の者。忍耐強く動じない — 追い詰められるまでは。
フィールドノート: 見えるより先に音がすることが多い。掘り返された根の跡を追い、その下の低い唸りに耳を澄まそう。
ろうそくの炎のように素早く、その倍に落ち着かない。影と光の間を行き来し、どちらにも留まらない。
フィールドノート: 暖かい夜の蛍の草原で一瞬目撃される。ランタンを持参し、急な動きは禁物。
最も深きシダの守護者、生ける棘に包まれている。その緩やかな息は下生えのざわめきそのもの。
フィールドノート: 同心円状の苔で縄張りを示す。静かに踏むか — 踏まないこと。
高みの風に生まれ、遠い国々の歌を運ぶ。その声を聴くことは、次の地平の呼びかけを感じることだ。
フィールドノート: 大気が歌うときにのみ現れる。突然の静寂のあと、空を見上げれば一瞬の姿を捉えられるかもしれない。
発売時点で図鑑には50項目。野はその数を増やし続ける。